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Special Reproduction

特殊生殖医療部門

こんにちは


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当院では、特殊生殖医療のご相談いただいたすべての内容に関し、
当院の倫理委員会にて、検討しております。   
 何卒ご了承ください。        

       諏訪マタニティークリニック 倫理委員会      
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先ず、私は「自然の性行為により妊娠できないカップルに対し、当事者が望むのであれば原因を追求。その原因に応じ、医療としてできる全てを尽くし対応することは、医療者として当然のこと」であると考えています。しかし、その対応に当たっては、それなりのハードルがあるものと考えます。そのハードルは、時としては既成概念であったり、法的や倫理的な問題、又は社会的な問題であるかも知れません。即ち、人工的に排卵させる排卵誘発剤の使用に当たっても、人工的に配偶者の精子を子宮内に注入する人工授精(AIH)の施行に当たっても、それなりのハードルがあったものと思います。

けれども、今まではあまり一般には知らされず、生殖医療という領域内だけで、当事者である医師と患者、時としては医師だけで適当にそれらのハードル越えが為されて来ました。そのため、その詳細を初めて急に知らされた一般人にとっては、納得できないものが多数存在しても、当然と言えば当然でしょう。即ち、コンセンサスの得られていないものが生殖補助医療技術の中には沢山存在すると言って良いのです。 

しかし、生殖補助医療は今や人類にとってなくてはならないものとなっています。約30年前にスタートした体外受精による赤ちゃんは当時は試験管ベビーと奇異のまなざしを向けられましたが、今やその技術により年間1万8千人余の赤ちゃんが誕生しています。 

本当にその技術を必要としている患者さんのために、私達(医師や他分野の知識人、そして一般の方々)が、今こそもう一度、心から関わり直すべき時期にあるのではないかと思います。

一般不妊治療とは別に、非配偶者間体外受精や代理出産など、現代の日本では是非が未解決な生殖医療に関しては、当院では、便宜上、「特殊生殖医療」と位置づけて対応させて頂いております。

一日も早く、このような問題が、当事者の立場を無視した形ではなく、広く議論され、国としての方針ができ、「特殊」の字が無くなることを切に望みます。

当院は、特殊生殖医療のみを扱う病院ではない為、対応可能な時間等が限られております。しかし、個々に時間を確保し、誠実に対応すべき問題と考えております。患者さんそれぞれに様々なご事情がおありかと存じますが、当院では現状最大限での対応をさせて頂いておりますので、ご自身のご都合を最優先になされる方には、治療をさせて頂くこと、続けさせて頂くことはできかねます。その旨をどうぞご了承ください。

*当院の不妊治療においては妻の年齢は43歳未満とさせていただいています。
尚、減胎手術はこの限りではありません。

諏訪マタニティークリニック 病院長  根津八紘