HOME / リプロダクションセンター / 不妊治療について / 不妊治療事始め
   d  d  d

Suwa Reproduction Center

不妊治療について

不妊治療事始め

そもそも不妊症とはどんな病気なのでしょうか。病気なのか病気でないのかはっきりしない、よくわからないあやふやとしたところが不妊症にはあります。
子供をほしいと希望しているにも関わらずできなくて、病院にかかってでも子供をほしいと考え、初めて病院にかかったときに不妊症という診断名が存在することになります。それまでは、何年間にわたって子供ができなかろうと、不妊症という病名は存在しません。




いつから不妊治療を始めればいいのか?


一般的に、子供をほしいと考えているカップルが避妊をしないでいた場合、「1年以内に妊娠する方は80%、2年以内に妊娠される方が90%になる」このような30年以上も前からの統計を述べて、「2年たっても子供ができなければ病院に行くのがよい」と書いてある本が多いようです。

しかし、子供をほしいという願望には、人それぞれの希望の度合いがあり、ひとくくりにはできません。また、病院に行った方がいいでしょうと言われても、子供をほしいのですがといって産婦人科の病院の門をくぐるのには、かなりの決心を必要とします。
第一に病院に行くということ自体おっくうなことです。産婦人科というと、一般的には好んでかかりたいところではありません。さらに不妊症は、最初は病気なのか病気でないのかわからない、積極的に病院にかかる必然性があるのかわからない状態のものです。

また、子供ができて一人前の女性という蔑視にも似た感覚が、未だに残っている方がいるのも事実です。何となく日陰者のような気分にさせられる病気で、病院にかかることに抵抗が生まれます。子供を作るのに苦労を知らない人は、全く苦労なく子供ができてしまいます。自然に妊娠できず病院に行くことで、自分自身を不妊と認めてしまうということも、さらなる抵抗感を生み出します。これは、男性においてもいえることです。

不妊の大きな、あるいは絶対的な原因があった場合、強い喪失感に支配されてしまい、克服するにはかなりの時間を必要とします。この感覚は、より男性に強いと思われます。このために、病院に行って検査することに対する漠然とした恐怖感が、もう一つのハードルになります。

それでは、病院にかかる時期はいつなのでしょうか。それは、自分たちだけで排卵がおきていそうなタイミングを狙って待っているだけよりも、治療を受けた方が子供ができやすいのではと判断したときです。あるいは、月経不順などがあり、病院にかからなければ子供ができないのではないかと判断したときです。つまり、病院にかかることへのいろいろなマイナスポイントを越え、病院にかかってでも子供がほしいと思ったときです。どうしても子供がほしいという方向に、自分の中の針が振れた時点、天秤が傾いた時点が、病院にかかる時だと思います。

これには個人差は当然あります。結婚してすぐという方もいれば、10年ほどたってからという方もいらっしゃいます。あなたがそう思った時が、受診するときです。しかし受診する気があるのなら、早いにこしたことはありません。年齢が進めば進むだけ、妊娠しにくい状況が生まれてきます。
当院に受診するのならば、月経周期のいつでも構いません。できる検査から順番に始めます。




どの病院を選択したらいいのか?


これはいうまでもなく、諏訪マタニティークリニックがベストです。不妊治療の系統的な検査方法、系統的な治療内容は、他とは比較になりません。

それはさておき、一般的な話をしてみましょう。
病院を選ぶときに大切なのは、その病院にかかったことがあるという人の情報や、巷の評判です。いい病院だったかどうか。病院の外観では治療内容や治療レベル、内容の善し悪しは分かりません。医者も人がいい、見た目がいい方がベターに決まっていますが、感じが悪くても治療内容は大変にいいという場合もあります。

私自身も、一緒に仕事をした産婦人科医の医療内容については充分にわかりますが、一緒に働いたことがない先生についての評価は正確にはできません。ましてや、患者さんはわからないと思います。

インターネットが充実してきていて、多くの病院がホームページを開いていますので、ここからの情報も参考になるでしょう。また、「不妊を克服した」、「不妊治療のすべて」などという本が氾濫しており、間違っている点も見受けられますが、参考にはなります。このような情報を入れて、受診する病院を決められることがよいと思われます。できれば、不妊の専門外来を設けている病院の方がよいでしょう。
受診なさる方は、受診したかぎりは、その先生の医療内容を信用して治療を受けるほうがいいと思います。

なかには最初から不信感、敵意を露骨にして受診される方もいます。(その方がいろいろな病院を巡り歩いていれば、なおさらそうなのですが)医者は神様でも何でもなく人の子ですから、敵意もあらわに来られれば、いい感じはしないのは当たり前ですし、診察態度にも影響します。

信用されてない人に対して最大限の奉仕をするほど、みんな人はよくありません。患者さんに何の得もありません。初対面で患者さんの信頼をすぐに勝ち得る大先生もいますが、なかなかそういう医者は少ないのが現実です。(すぐに信用を得る先生のなかには大言壮語の傾向のある方もいて、これもどうかとも思います)
まず、いろいろな情報から判断し、選択した病院にかかってみましょう。その上で、自分にとってよい病院かどうか判断してみましょう。




病院を変えた方がいいときは?


一度、選んだ病院にかかってみてからの、病院を変えたほうがいいと判断するポイントは、以下です。

1. 医者の感じ、病院の雰囲気が悪く、自分に合っていないと感じた場合。

2. 少なくとも、膣の方からみる超音波装置がないところはやめた方がいいでしょう。
現在の不妊治療において、経膣超音波装置は必要不可欠です。

3. 「子供がほしいのですが」と病院に受診した際、月経周期が順調なのにも関わらず、「不妊症ですか。では、この薬を飲みましょう」とクロミッドという薬を渡された場合は、どちらかというとやめたほうがいいです。(理由は、このページを読んでいくうちにわかると思います)
 
以上、いくつかの病院選びのポイントを羅列しました。参考にしてください。